これからの「健康経営」とは

こんにちは

秋らしい季節になりましたね。

 

この季節だけの楽しみ、金木犀の香りが大好きな看護師の宮崎です。

 

今日のテーマは「働く」こと

 

人が生きていくうえで、「労働」「働く」ことは

切り離すことができない要素のひとつです。

 

労働の対価として、金銭を得るためだけではなく

家庭や地域のために、そこに対価が発生しないけれど、

誰かのために、自分の時間をつかうことも、

広い意味で「働く」ことと言えます。

 

「働く」ためには、心と身体が健康でありたいですよね。

 

では、働く人が健康に働き続けるために、必要なこととはなんでしょうか?

個人の価値観、大事にしたいことは人それぞれですが、

今回は経営的な視点で「働くこと」「健康」について考えたいと思います。

 

 

 

ここで「健康経営」という言葉を紹介いたします。

 

健康経営とは「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても 大きな成果が期待できる」との 基盤に立って、健康を経営的視点から考え、戦略的に実践することを意味しています。

今後は、「人という資源を資本化し、企業が成長することで、社会の発展に寄与すること」が、これからの企業経営にとってますます必要になっていくものと考えられます。

引用:2021年 NPO法人健康経営研究会

 

 

「健康経営」とは、働く人を資本として考え、働く人の心と身体の健康を守るため、

働く環境を整えることであり、結果的に企業の成長、発展につながり、

ひいては社会の発展につながることになるんですね。

 

特定非営利活動法人健康経営研究会|健康経営会議実行委員会|note

引用:2021年 NPO法人健康経営研究会

 

 

ストレスチェック制度の導入

厚生労働省は働く人のメンタルヘルス不調を未然に防ぐことを目的に、

心理的な負担の程度を把握するための検査(ストレスチェック)及び、

その結果に基づく面接指導の実施等を内容とした「ストレスチェック制度」を創設しました。(2015年12月1日施行)

 

定期的に働く人のストレスの状況について検査をおこない、

本人にその結果を通知して自分のストレスの状況に気づきを促し、

個人のメンタルヘルス不調のリスクを減らすとともに、

検査結果を集団的に分析し、職場環境の改善、働きやすい職場づくりをすすめることで、

働く人のココロの健康を守ることを目的としています。

常時使用する労働者数が50人以上の事業場では、年に1回ストレスチェックを実施することが義務化されました。

 

 

 

ストレスチェック制度の導入から6年が経過した今。

義務化された当初と現在ではその考え方、位置づけも変化してきているといえます。

 

 

 

「健康経営」に関する関心の高まり

 

世の中は多くの情報にあふれ、その流れの速さについていくことが良しとされる風潮に

ついていくことが難しく、心に不調を抱える人が増えています。

コロナ禍において、非生産性の低い労働者が働く場を失ったり、

テレワークが当たり前となり、自由な働き方や生き方がひときわ重要視される一方で

コミュニケーションの機会が失われたり、孤独を感じながら働くひとも少なくありません。

 

働く場で疲弊した心と身体の不調を同僚や上司、身近な家族、パートナーにさえ、打ち明けられない。

お互いに理解に苦しみ、さらなる苦痛を抱える方も多くいます。

このようなメンタルヘルスの不調が

生産性の低下、休職、離職者の増加、職場環境の悪化につながり、

企業の損失につながっていることへの危機感が強まっています。

 

 

 

ウェルビーイングへの関心の高まり

 

働くことへの意識の変化 金銭的な充足だけではなく、自身の成長、社会への貢献度

家族との時間を大事にするなど、それぞれの価値観、ライフステージに応じて

自分らしい働き方をしたいという人が増えています。

コロナ禍によって、それはさらに強まっている傾向にあります。

 

 

働く人が心身ともに健康でいること 

 

働く人とその家族が幸せでいること

 

そのために

「働きやすさ」「働きがい」のある職場環境づくりをおこなうこと

働く環境を見直すことは

生産性向上、業績アップにつながり企業の成長に寄与することにつながります。

 

 

労働者、企業、組織のウェルビーイングの実現は、そこだけにとどまらず

地域の活性化、取引先への好循環を生み、

また労働者の家族にも良い影響をもたらし

社会全体のウェルビーイングへとつながると考えられます。

 

 

 

forest styleの「健康経営サポート」

ストレスチェック実施義務化されていない小規模事業場においては

「健康経営」への取り組みの実例はまだまだ少ないのが現状ですが、

これからの時代の経営戦略には必須となるようです。

 

 

個人情報に配慮すれば、事業場規模が小さいところでも

ストレスチェックやメンタルヘルスは自社で取り組むことは可能ですが、

限られた時間、人材のなかで、実践することは大変な労力がかかることも事実です。

 

そこは投資というかたちで、外的サービスを活用することもひとつの方法といえます。

 

forest styleでは独自の健康経営サポートを実践いたします。

 

植物療法士と医療国家資格を有する看護師、セラピストが

解剖生理学、運動力学に基づく運動療法や

療法、心理学、脳神経生理学、マインドフルネス、幸福学などの

さまざまな研究、エビデンスと経験知をもとに

心と身体の両面にアプローチするカウンセリング、施術を通して

働く人が自身の心と身体の状態に気づけるように促し、

今の自分の状態を知ることを大切にしています。

 

 

 

自分の身体の状態、心の居場所に気づけないまま、

毎日、全速力で走って、走って

ある日、突然、動けなくなった、燃え尽きてしまったという方を多くみてきました。

 

 

身体は「休んだほうがいいよ」というサインを出しているけれど

それに気がつきにくい方

気づいているけど、

目の前の仕事、やるべきことに忙殺されて、自身のことは後回しの方

 

この記事を読まれている方も、

手を止めて、

ご自身の身体と心の声に意識を向けてみてください。

 

 

身体と心はつながっています。

forest style は

自身の身体と心のつながりに 意識を向け、気づくきっかけとなるようアプローチします。

 

決して、押し付けたりはしません。

自分で気づいて、ほっと身体と心が緩んだ瞬間、

新しい自分に気づくことができます。

 

 

それが、心身に余白を生むのです。

自分の心身に緩みや余裕があることで、周りへの、配慮や優しさが生まれます。

失敗やミスしても受け入れてもらえる、自分の考えや気持ちを気兼ねなく発言できる

所属する職場に安心感があることは「心理的安全性の高い職場」といえます。

 

 

また、forest style の健康経営サポートの大きな特徴のひとつとして

働く人の家族も対象にしていることです。

働く人と、その家族も一緒に、身体と心に向き合う時間を共有することで

身近な人との距離や関係性に変化が生まれ、仕事や家庭に良い変化をもたらします。

経営者の方にも、家族を含めた健康経営サポートは、

働く人の違った表情を見ることができる

職場を見てもらうきっかけになって良かったと好評をいただいています。

 

働く人、働く人の家族、経営者のかたの気持ちに寄り添い、

働く環境を良くするお手伝いをおこないます

 

 

forest style の健康経営サポートで

ご自身がありのままに生きる幸せと

身近な人への労いや思いやりの気持ち

温かいありがとうの感謝の心を

感じるきっかけになってくださることが

私たちの願いです。